経営コラム

大ヒット商品を生み出すカギは、「ネット検索」をやめること?!

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先月、友人と共に山中湖へ行ってきました。

前日に行くことを決め、
12日はお昼ごろに家を出て、車で数時間。

湖畔について、車を降りると…さっむい!
その日の気温は氷点下。
寒い寒いとわーわー言いながらも、湖へ。

周りには誰もおらず、
ただ、湖と鳥と、そして富士山だけの世界。
音もほとんどなく、静寂が広がっていました。

せっかくだからと車で湖畔をぐるっと周っていると、
ふと目に飛び込んできたのは、
オレンジの雲と、大きなシルエットと、白い湖面。

すぐに車を止めて近寄ってみれば、
そこだけ湖が凍っていて、その氷に富士山が写っており、
とても幻想的でした。

ここもほとんど人影がなく、
常連らしいカメラマンさん以外は、私たちだけ。
もしかすると、地元の人しか知らないのかもしれません。

その空間は本当に素敵で、
しばしの間、言葉も忘れて佇んでいました。

誰もいない静かな場所で、雄大な富士山を眺める。
私はずっとあの光景を忘れないでしょう。

「誰も知らない場所」を見つける。

これって、今の世の中、実は意外と難しいこと。
ほとんどの場所はネットで検索すれば出てくるからです。

でも、実は誰も知らない場所にこそ、
「誰も知らない新しい価値」があります。

そしてその「新しい価値」には、
経営者や起業家にとって、多くのヒントや学びがあるのです。

そのヒントや学びとは何でしょうか?
詳しく見ていきます。

***

さて、突然ですが、質問です。

休日、どこかに行こうと思ったら、
まずあなたは何をしますか?

今、このメールをご覧になっているパソコンやスマホで、
「どこ行こうかな?」と探し始めるのではないでしょうか。

レストラン、天然温泉、遊園地、
ショッピングモールと、何でもまずは「検索」する。

食べログ、Yahoo!知恵袋、Naverまとめに
様々な業種のポータルサイト。

「何が人気かな?」
「良い評価の場所はどこかな?」

というように、口コミや評価を見て、
行き先を決める方は多いはず。

食べログを見て、ランキング1位のレストランに行く。
確かに“ハズレる”ことはないでしょう。

「あぁやっぱりおいしいな。ここにして良かった!」

でも、それってほとんど
「予想の範囲内」ではなかったでしょうか?

誰かが「おいしい」と言った料理を食べて、
「やっぱりおいしいな」と思う時、
大きな驚きや感動は、ほとんど無いはずです。

誰かが既に価値を見出したモノの中に、
「新しい価値」を見つけるのは至難の業。

でも、たとえばあなたが、
食べログにも載っていないような、
裏路地にあるレストランを見つけたとします。

検索しても全然ヒットしないし、
「本当に味は平気かな?」と
ドキドキしながら料理を食べたら…

びっくりするくらいおいしい!!

こんな時、きっとあなたは、
すぐに誰かに伝えたくなるのではないでしょうか?

「初めて行ったお店で、こんな料理を食べて、
そうしたらびっくりするくらいおいしかったんだ!
自分が見つけたんだよ!今度一緒に行こう!」

この時、あなたは「新しい価値」に出会ったのです。

まだ誰も知らない場所や知らないモノには、
「まだ誰も知らない価値」がたくさんあります。

「価値を想像することが仕事」の経営者や起業家にとって、
こういった「新しい価値」に出会うことも、
重要で大切な仕事の一つ。

何か新しいビジネスに繋がるかもしれないからです。

でも、どうしたら、まだ誰も知らない場所やモノに
辿り着けるのでしょうか?

 

■1. 知らない場所に、飛び込んでみる。

たとえば、観光客は行かなそうな、
ガイドブックにはのっていなさそうな街に
行ってみるのはいかがでしょうか。

もちろん、知らない場所に行ったからといって、
「まだ誰も知らない」を探すのは、楽ではありません。

皆さまもご存知の通り、
今や、ほぼ全ての情報がインターネット上にありますし、
そもそも、お店自体を見つけられない可能性もあります。

探し当てたとしても、
本当に大丈夫なのか不安になりますし、
失敗するかもしれません。

でも、大当たりかもしれない。

それは、飛び込んでみなければわからないことです。

また、別の方法もあります。

これはどんな街でもできることですが、
「地元の人に、よく行く場所や、よく買うモノを尋ねる」こと。

観光客は知らないけど、
地元の人には有名という場所や商品ってありますよね。
それを、思い切って聞いてみてはいかがでしょう?

そういった場所や物自体は、
既に知られた価値かもしれません。

でも、そういう場所や物には、
たくさんの「ヒント」があります。

私も、こんな経験をしたことがあります。
友人と浅草へ行った時のこと。

お昼時、有名な料理屋はどこへ行っても人の列で、
どうせなら、「地元の人しか知らないようなお店に行きたい!」と、
地元の人に話しかけて、オススメを聞いてみたのです。

教えてもらったのは、こじんまりとしている、一見普通のお蕎麦屋さん。

でも、蕎麦のインパクトのある見た目と、
そのおいしさに、びっくりして感動してしまいました。

しかも、そのお店には「リピーターを増やすコツ」が満載で、
とても良いビジネスのヒントになったのです。
“地元の人に愛される”にも理由があるということですね。

これを過去のメールマガジンで皆さんにもお伝えしたところ、
すぐに「私も行きたい!」「行ってみた!絶対リピートする!」と、
多くのメールを頂きました。

この瞬間、そのお蕎麦屋さんは、
私だけでなく他の人にとっても価値ある場所となったのです。

もし、「有名なお店ならハズさないよねー」と、
ネットの力に頼っていたら、絶対に出会わなかったお店。
チャレンジしたからこそ見つけた価値です。

経営者や起業家にとって忘れてはならないこと。

それは、「チャレンジ精神」です。

 

■2. 人気のあるモノの「人気の理由」を探る

新しい場所に行く時間はないな…。

そんな方にオススメしたいのは、
「既に人気がある場所やモノ」の、
その「人気の理由」を調べてみること。

たとえば、今子どもたちに大人気の「妖怪ウォッチ」は、
明らかに「ポケモン」の時の売り出し方とは
異なる売り出し方をしています。

ゲームの人気が出たからアニメになったのではなく、
実は、最初からゲームもマンガもアニメも構想にあったのです。

クロスメディア戦略で、
マンガ→ゲーム→アニメと徐々に市場に展開したことで、
関連商品も大売れし、これだけの大ヒットとなりました。

ただの子どものおもちゃだと思ってしまったら、
その裏側にある「巧妙な戦略」に気付くことはできません。

大ヒット商品の「裏側」を調べることで、
新たな発見があったり、「新しいヒント」に気付き、
それが「新しい価値」の創造へと繋がっていきます。

身近にある大ヒット商品や、行列のできるお店にこそ、
重要なヒントが隠れているのです。

道を歩いている時、新聞やテレビを見た時、
どんなヒントがあるか、ぜひ探してみてください!

***

経営者や起業家とは、
常に世の中に価値を提供する人たちのこと。

だからこそ、いつもアンテナを張り巡らせて、
「まだ誰も知らない価値」に敏感になる必要があります。

ぜひ、出張の時に新しいお店に入ってみたり、
様々な特集でとりあげられるような、大人気商品の
「人気のヒミツ」を探ってみてください。

きっと、新たな価値に出会うはずです。

 

※この記事は、「Entre Magazine」のバックナンバーから抜粋しています。Entere Magazineの登録はこちらからどうぞ。

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目次

  1. はじめに
  2. 数千社の経営を見てきた専門家が考える「経営が上手くいかない最大の原因」
  3. 優秀な経営者は気づくけど、なかなか実行できない10のこと
  4. あなたの会社の生産性が上がらない2つの理由
  5. システムを導入すべき理由と7つのチェックポイント
  6. おわりに

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