経営コラム

「感情」で上手に人を動かす

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人を動かす時に

人に何かをやってもらいたいとき、あなたはどうしますか?

1.お願いする
2.命令する

どちらを選びましたか?
実はこれ以外に、3番目の選択肢があるんです。

その方法を使えば、頼まれた人がイキイキとして行動を始めます。
いったい、その方法とは?

実は、この方法は僕が偶然見つけたものです。

全くそのつもりがなかったのに、結果として友人を「動かして」しまった。

その方法を説明するためには、まずは僕と友人についての説明をしなくてはなりません。

友人は潔癖症だった

僕は現在、友人2人とルームシェアをして暮らしています。

男3人の共同生活。
家は散らかり放題…ではないんです!

家の中は済から済まで整理整頓され、
掃除は隅々まで行き届いています。

出来る男の共同生活?

僕ですか?僕は別段、特別なことはしていません。
秘密は、共に暮らす友人。

その友人が、とってもきれい好きなんです。

でも、それは不思議な潔癖症なんです。

とてつもなく「出来る」男

友人はとても綺麗好き。
仕事から帰って来ると、まず掃除をします。

使わない物が出ているのは嫌。
だから部屋の見えるところにはいつも、物がありません。

みんなで使う日用品も切らせたことがありません。
それほど、出来る男なのです。

残りの2人は、普通の男。
彼には不満が溜まっていきます。

実際、その不満を僕たちにぶつけることもしばしば。
でも、ある出来事があって、その不満が無くなったんです。

その出来事とは?

自分の「普通」は誰かの「特別」

あるときその友人と話していて、「長所」の話になりました。

「自分の長所がわからない」

という友人に、僕は言いました。

「完璧な管理能力でしょ。
部屋がこんなに綺麗なのも、日用品が無くなることが無いのも、
全部君のお陰。本当に助かってるんだよ。」

すると、友人はポカーンとした顔したあとに、こう言いました。

「そんなこと…?」

僕にとって「すごい」ことは、友人にとっては「普通」のこと。
「人に喜んでもらっている」なんて思いもしなかったそう。

その日、友人はずっと
「へぇーそうなのかー。」と繰り返し呟いていました。

「感情」で人は動き出す

次の日、帰宅した友人はいつものように掃除を始めました。
でも、何か様子が違う。

とても楽しそうなんです。
すると、友人がこんなことを言いました。

「何かさ、あんなこと言われちゃうと
やるしかないじゃんね。」

人間は「評価されたがる」生き物だと言います。

友人は、自分が「評価されているポイント」を知って、
自分の行動に新しい「意味付け」ができたのでしょう。

同じ行動でも、モチベーションは変わる

「長所の話」をした前後で、友人が行なっている「行動」は変わりません。
でも、その行動に対する「意味付け」は全く別物。

それまでは「しかたなく」やっていたものを
「内側からの動機」に従って行うようになりました。

同じ行動をするとしても、
そのときの「感情」によって感じ方、取り組み方は変わります。

自分だけでなく、誰かを動かすときにも
「感情のデザイン」は役立つのですね。

人に何かをして欲しいとき、
まずはそれを「褒める」ことから始めてみてください。

黄塚 森(こうづか しん)

※この記事は、2013年1月24日発行のメールマガジン「Entre Magazine」から抜粋しています。Entere Magazineの登録はこちらからどうぞ。

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  6. おわりに

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