経営コラム

本田宗一郎も知っていた、最良のパートナーは「自分と正反対の人」

em24

最良のパートナーは「自分と正反対の人」

先日、私はとあるセミナーに参加してきました。
2日間の合宿型のセミナーで、
講義の他にも様々なワークをしたり、夜は集まって宿題をしたりと、
とても楽しく、多くの学びを得ることができました。

ずっと一緒にいる間、みな真剣に語り合い、
大笑いしたりみんなで泣いたりと、
とにかく楽しくて、とても素晴らしい時間となりました。

その2日間の最後のワークが、
「パートナーを選ぶ」というものでした。

今後一緒に切磋琢磨し、
叱咤激励しあって活動していくためのパートナーです。

このパートナーとは、今後ずっと、もしかすると一生涯、
ずっと付き合っていくことになります。
当然、みな相当真剣に選びます。

誰と一緒に頑張っていきたいか?
誰と一緒ならお互いに成長し合えるか?
選ぶ基準は人それぞれです。

私も深くよく考えて一人を指名し、
無事にパートナーとなることができました。

私と少し似た性格で、けれど異なる感性を持つ男性の方。
とても面白く、魅力的な方です。
(仮にAさんとします。)

この方と今後は色々な活動をしていくことになりますが、
実は私、はじめは別の方(Bさん)を選ぼうとしていたのです。

Bさんは私と年の近い女性の方で、
感性も考え方もとてもよく似ており、
2日間を通して最も仲良くなった方でした。

しかし、よーく考えた結果、
「私にとって“最良のパートナー”はAさんだ!」と思い、
指名させていただいたのです。

最後の決め手は、
「自分とは異なる感性を持つ」ということでした。

なぜ“私に似たBさん”ではなく、
“異なる感性を持つAさん”を選んだのか?

そこには理由があります。

その「理由」は、パートナーを選ぶ時には
誰しもが気を付けるべき大切なことです。

今回は、私の経験から
「最良のパートナーの選び方」について、
考えていきたいと思います。

「自分とは異なる人」こそベストパートナー

先ほどAさんを選んだ決め手は、
「自分と異なること」だと言いました。

実は、パートナー選びにはこれがとても重要なのです。

なぜBさんを選ばなかったか?

それは、お互いに“似すぎていた”からです。

私は「今後一緒に成長できる人」を
パートナーに選びたいと思っていました。

新たな知識や不得意な分野を教えあい、
“お互いに補い合いながら”成長していきたい。
そう思っていました。

「“自分とは異なる感性”を持つAさんなら、
お互いに良い影響を与えあえるのではないか。」

そう思い、BさんではなくAさんを選んだのです。

自分と似たタイプの人とはどうしても、
同じような意見、同じような考え方を持ってしまいがちです。

“お互いに補い合える存在”とするには、
あまり適切だとは言えません。

後に聞いてみると、Bさんもまさに同じような理由から
私を選ばなかったと教えてくれました。

結果として、似たもの同士の私たちは、
「自分とは異なる人」を選ぶことで、
“最良のパートナー”と組むことができたのです。

実はこのことは、
経営者がパートナー(右腕)を選ぶ際にも
同じことが言えるのです。

どういうことでしょうか?

有名な経営者にも畑の違うパートナーがいる

経営パートナーというと、
大抵の方は身近な人から選びます。

家族や友人、あるいは部下など自分に近い人です。

しかし本来経営パートナーは、
「自分の不足しているところを補える人」を
選ぶべきなのです。

もし自分は商品開発が得意だが、販売は苦手だと思うなら、
営業や販売が得意な方をパートナーにする。

管理が苦手だとしたら、
それを得意とする方を見つければ良いのです。

「自分と正反対の方をパートナーにする」

これが、経営パートナー探しの重要なポイントです。

有名な経営者の例を見ていきましょう。

本田技研の創業者 本田 宗一郎氏には、
藤沢 武夫氏という右腕がいました。

本田氏は根っからの技術屋。
信頼する藤沢氏に会社経営の全権を委ね、
自分は技術者に徹していたのは有名な話です。

技術の本田 宗一郎氏、経営の藤沢 武夫氏。
まったく畑の違う二人が揃っていたからこそ、
本田技研は世界的な企業となり得たのでしょう。

SONYの井深 大氏と盛田 昭夫氏も同様です。

技術の井深氏と、経営の盛田氏。
両輪のようにお互いが支えあって、
今のSONYを創りあげました。

松下 幸之助氏にも、スティーブ・ジョブズ氏にも、
“自分の得意な分野とは異なる畑”に
信頼できるパートナーがいました。

お互いに補い合えるということは、
お互いに自分の分野に集中できるということです。

会社の成長のためにも、自分の成長のためにも、
互いに補い合える「自分と正反対の人」を
パートナーに選ぶことは非常に大切です。

最良のパートナーを選ぶために

最後に、「最良のパートナーの選び方」をまとめてみます。

・“仲が良いから”で選ばない

 

・自分と似たタイプは避ける

 

・自分の苦手な分野を得意とする人を選ぶ

 

・「自分と正反対の方をパートナーにする」

以上です。

多角的に物事を見ることで、新たなアイディアが浮かび、
お互いに得意分野に集中することで、
より良いものを生み出すことができます。

そうして会社は成長していくのです。

私はこれからベストパートナーと一緒に、
様々なことに挑戦し、成長していきます。

皆さんもぜひ、最良のパートナーを見つけてみてください!

渡邊 絵梨

※この記事は、「Entre Magazine」のバックナンバーから抜粋しています。Entere Magazineの登録はこちらからどうぞ。

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目次

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  2. 数千社の経営を見てきた専門家が考える「経営が上手くいかない最大の原因」
  3. 優秀な経営者は気づくけど、なかなか実行できない10のこと
  4. あなたの会社の生産性が上がらない2つの理由
  5. システムを導入すべき理由と7つのチェックポイント
  6. おわりに

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