経営コラム

イギリス人研究者「ジャパニーズは全員ニンジャ」

EM62

日本人は「凄まじい回避能力」を持つ?

 おはようございます!

 ビジネスバンクグループの渡邊です♪

 最近は、ようやく日ましに春めいてきて、

 コートもそろそろお役御免といったところでしょうか。

 道を歩いていると、日差しも風も心地よくて、
 ずっと散歩していたくなってしまいますね!

 ところで道を歩くと言えば、こんな話をご存知ですか?

 「街なかで人に肩がぶつかった時に、どれくらいの確立で謝るか」
 という実験を世界各国で行ったところ、
 実験者がわざとぶつかろうとしても、日本人は凄まじい回避能力を見せたため

 「ジャパニーズは全員ニンジャ」という結論に達した。

 Twitterなどで人気のツイート(@KIRINtarou)として出回っているので、
 一度は見たことがあるかもしれません。

 これは、イギリス人の研究者が、
  「路上で人にぶつかった時、謝るのはイギリス人だけか」
 ということを調べるため、世界各国の人で実験をしたことが元のようです。

 その結果、イギリス人と同じくらい謝るのは、
 日本人だけだったことが分かりました。

 ところが。

  「日本人にこの実験をするのは非常に難しかった。
 彼らはぶつかる前にさっと避ける技術に、信じられないほど長けているからだ!」

 だから、「日本人はニンジャ」ということになったのですね。

 考えてみると、私たちは大都市の雑踏の中でも、
 比較的人にぶつからずに歩いているのではないでしょうか。

 渋谷の交差点を歩いても、あれだけの大人数が一斉に動いているにしては、
 意外と誰にもぶつからなかったりします。

 確かに日本人は「凄まじい回避能力」を持っているようです。

なぜ日本人はぶつからないのか

 しかしそんな中でも、「すぐに人とぶつかる」と言う人もいます。

 私の友人にもいますが、一緒に歩いていた時、
 どうしてぶつかるのかと見ていたら、あることに気付きました。

 それは、「目的地を定めずに、何となく歩いている」ということ。

 辿り着く先があいまいだから、どの道を通れば良いか分からず、
 フラフラと歩いていたと思ったら、いきなり止まる。突然振り向く。
 だから人にぶつかるのです。

 目的地を定めてから出発する人は、
 どこをどう歩けば最短で行けるか判断しながら歩くので、
 人の間をすり抜けながら、ほとんどまっすぐ進んでいきます。

 大都市の朝は、通勤するサラリーマンで溢れていますが、
  「会社に向かう」という確固たる目的を持って歩いているので、
 ほとんど誰ともぶつからずに、早足で進んでいきます。

 確かにこの光景を見たら、
 イギリス人が「ニンジャか!」と驚くのも無理はないでしょう。

明確なミッションを持とう

 実はこれと同じようなことが、会社経営にも言えます。

 会社を経営をする時には、
  「目的地=達成したいゴールを設定する」ことが重要です。

 経営方針がブレブレで、社員同士やお客さまとぶつかりあい、
 事業内容に一貫性がないような会社に、
 仕事を任せたいと思うでしょうか?

 ですからまずは、
  「この会社は何のために存在し、何を達成したいのか」
 という、【 存在理由と達成したいゴール 】を明確にすることが必要です。

 この【 存在理由とゴール 】のことを、「ミッション」と言います。

 明確なミッションを持っていると、

 ・揺るぎないゴールがあるので、行動がブレません。
 ・社員は共通の目的を共有しているので、同じ方向を向いて行動できます。
 ・何をやろうとしているのか明確なので、応援されやすいです。
 ・良い意味で抑止力が働きます。

 このように、多くの利益をもたらしてくれるのです。

 収益の面でも、ミッションは絶大な効果を発揮してくれます。

 とある会社が、ミッションのある会社とない会社の収益差を調査をしました。
 その結果、それぞれの会社の差は、「1.76倍」もあることが分かったのです。

 しかもこれは、黒字企業だけの比較のため、
 赤字企業を含めると、その差はもっと開くでしょう。

 

成功する企業はミッションを掲げている

 さらに違う調査もあります。
 下記の比較をご覧ください。

  「売上2.5億円以上」でミッションを持つ会社:47%
  「売上30億円以上」でミッションを持つ会社:76%

 30億円という売上を立てている会社のうち、
 およそ3分の1が、ミッションを持っているのです。

 これらの結果から見ても、
 ミッションがいかに重要か分かると思います。

 あなたもぜひ一度、
 自社のミッションについて考えてみてはいかがでしょうか?

 日本には元々、「肩引き(かたひき)」という仕草があります。

 すれ違う時に、お互いに肩を少し引いて、ぶつからないようにするのです。
 これは、「敵意を持っていませんよ」という証でもありました。

 しかし今では、
 すっかりこの「肩引き」も忘れられてしまった気がします。

 いつも相手への思いやりの心を持って
 お互いに気持よく道を歩けるように心がけたいですね!

 

渡邊 絵梨

※この記事は、「Entre Magazine」のバックナンバーから抜粋しています。Entere Magazineの登録はこちらからどうぞ。

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目次

  1. はじめに
  2. 数千社の経営を見てきた専門家が考える「経営が上手くいかない最大の原因」
  3. 優秀な経営者は気づくけど、なかなか実行できない10のこと
  4. あなたの会社の生産性が上がらない2つの理由
  5. システムを導入すべき理由と7つのチェックポイント
  6. おわりに

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