upg1日本では多くの企業がERPを導入し、業務効率を最適化しています。限られた企業資源を最大限に活用することができるERPを導入したという方は多いです。

一方で導入は多くのコストや労力がかかります。やっとの思いでERPを導入し、これで業務が安定すると明確な展望に期待を頂いた方は多いです。しかし、導入後に安定どころか問題が発生し、導入に失敗してしまったというケースは後を絶ちません。

今回は、ERP導入に失敗する4つの原因を紹介します。システムの導入に失敗した際は、それを元に原因を突き止め対策を取る必要があります。本記事で、徹底分析し次回の導入に役立ててください。

1.管理業務の見直しを行わない

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ERPを導入した際に求めるものは管理業務の最適化です。あらゆる情報を統合し、データベースを有効活用できるようになれば、自然と最適化されると考えてしまいます。その結果、これまでに比べて効率を上げることを度外視してしまうことが多いです。

実は、導入後こそ管理業務の見直しを行う必要があります。

全ての企業には、ERPを導入する前までのデータの管理方法が存在します。管理方法は、部署ごと、要素ごとなど千差万別です。一般的には、データの一元管理、またはシステムごとのデータベースごとの管理がされているでしょう。

どのような方法であれ、ERPを導入するまでの時点で、企業にとって最適な管理方法となります。

そして、ERPを導入する際には、管理方法を変える必要が出てきます。その際に、ビジネスプロセスの再構築を行うことで、安定した管理を進行することが可能です。

ERPの導入によって、コスト削減や業務負担の軽減が各部署ごとに発生。従来のプロセス通りに進めることは良くも悪くも不可能ということになります。導入後にはビジネスプロセスの再構築を行ってください。

そこで、初めてコスト削減や業務負担の軽減を含めた効率化が図れます。従来の方法で進めていけば、必ず不和が生まれてきます。導入後には必ず管理業務の見直しをしましょう。

2.ハイレベルな目標による失敗

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ERPの導入を検討する段階で、注意しなければいけないのは目標の立て方です。明確な目標や目的がない状態で導入すれば、必ず頓挫してしまいます。検討段階で方向性を決める重要な要素ともなる目標をどのように立てればいいのか?

まずは、自社分析が必須となります。ERPを全体の部署で利用するのか、一部の部門で使うのか、導入した後に徐々に展開するのか。ERPからどのような展開で進めていくのか、将来を含めて、ある程度の算段を決めてください。

目標を定めて逆算して考えていけば、自ずと適切なレベルの目標が立てられます。なんとなく、目標を決めるのではなく、自社の状態を鑑みた目標を設定してください。最も、やってはいけない目標の立て方があります。

それは、ハイレベルな目標を立ててしまうことです。

自社が抱えている課題や問題を一斉無視した目標設定は非常に危険です。ERPの導入は一大イベント。導入後の安定した運用はこれまでの企業努力が如実に現れます。少しでも目標設定を誤れば、徐々に傾いてくことでしょう。

ERPの運用を成功させるには適切な目標と、それに対する努力の継続がカギとなります。

3.パッケージ選びによるコスト面の圧迫

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ERPの運用を成功させるためには業務形態にあったパッケージ選びが肝心。自社に合っていないERPの導入はリスクが高いです。少しでもリスクを回避するために、適切なパッケージ選びを行いましょう。

そもそも、ERPにはどのような種類があるのか?基本的にパッケージ型、クラウド型、オンプレミス型に分けられます。どのパッケージにするかによって、今後の運用に影響を与えていきます。それぞれの特徴を知って、自社のパッケージ選びに役立ててください。

パッケージ型は初期費用こそかかるものの、ソフトで完結することが多いため、コストの把握が容易です。対応している従業員規模も多いため、今後の業務拡大にも影響はありません。

ただ、万が一社内のPCのアップデートなどによって使用できなくなった場合、業務に支障が出ることが多いです。将来のプロセスも考えた導入を行いましょう。

続いて、クラウド型は初期費用が少ないです。その代わり、コスト変動が多いため、将来的な予測がつきにくい点があります。また、少ないケースですがサービスの提供終了も考える必要も。これらの点を除けば規模が少なくても導入できるため非常に便利です。

最後にオンプレミス型です。初期費用または導入までに多くの時間を要します。その代わり、セキュリティは最も高く、安定した運用を実現できます。従業員規模も自由に変えられるため、将来に柔軟な対応が可能です。

このように、それぞれのパッケージの違いを確認しながら、安定した運用を実現してください。

4.システム主導で運用してしまう

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ERPの導入によって業務が効率化し、これまで以上にうまく進行しているという方は多いです。システムに全てを任せることで、この勘違いを起こしてしまいます。システムに頼りきった結果、現場との意見にすれ違いが生じて、導入に失敗したというケースがあります。

システムは、人間が操ることで初めて機能します。

ERPを導入することで、企業資源を効率よく活用して、これまでとは比べ物にならないほど業務が加速化します。そのため、従来の方法に比べて担当者やることが少なくなってしまいます。これは、企業からするとコストの削減につながるため素晴らしいことです。

しかし、現場からすればシステム通りに進んでいることが必ずしも良いとは限りません。明らかな違和感を感じていながらも、上層部の指示でシステムに頼り切れば行く末は予想できてしまいます。

ERP導入時に現場には多くの負担がかかります。その上、前述したシステムと人間との関係を理解していなければ、静かな崩壊が始まってしまいます。こういった事態を避けるためにも密に現場と意見を交換しましょう。上層部及び現場がお互いに均衡を保ち、暴走しないように注視してください。

まとめ

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ERPの導入に失敗する4つの原因を紹介しました。ERPは情報を統一し、優れたデータを企業戦略の根幹を担ってくれます。業務の効率化や最適化には欠かせない存在といえるでしょう。

それだけ、影響力の強いシステムを導入するということは、それなりのリスクが発生することを視野に入れなければいけません。将来の予測ができていれば、万が一の時に対応できます。

ERP導入の失敗を恐れて二の足を踏むというのは避けてください。スムーズな導入と運用さえできれば、ERPは未来を明るくしてくれるものです。数ある失敗例を糧に長期的な運用を成功させましょう。

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目次

  1. はじめに
  2. 数千社の経営を見てきた専門家が考える「経営が上手くいかない最大の原因」
  3. 優秀な経営者は気づくけど、なかなか実行できない10のこと
  4. あなたの会社の生産性が上がらない2つの理由
  5. システムを導入すべき理由と7つのチェックポイント
  6. おわりに