組織化

「組織化」を徹底することによって得られるメリットとは

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組織化の定義の記事では、組織化のポイントとして3つ挙げました。今回の記事では、その3つのポイントそれぞれを実践して得られるメリットを紹介していきます。組織化を徹底的に実践することで会社全体の生産性が上がり、人、お金、時間といったあらゆる点での効率化が図れます。

1.「クレド」を社員自らがつくる

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ジョンソン・エンド・ジョンソン

日経リサーチの「人を生かす会社」調査2016年度ランキングで、首位に輝いたジョンソン・エンド・ジョンソンでは、経営幹部だけでなく、社員も自らクレドの作成に関わることで、「社員による会社の文化づくり」への意識を高めています。クレドを60年以上も続けているジョンソン・エンド・ジョンソンでは、定期的に社員がクレドを良く変える「クレド・チャレンジ・ミーティング」をしているそうです。例えば、今の時代性に合っているか、部分的に新しい文言を追加するべきでないか、というように、社員が既存のクレドに対して意見を出し合い、議論をしているそうです。 文化づくり(クレド)に社員自身が主体的に関わるのと、経営層だけで決めて浸透させていくのでは、驚くほど浸透度合いと浸透効率が違います。

2.「評価制度」で団結力を高める

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ここでは会社からの評価制度と、社員同士の評価制度を紹介します。

リクルートキャリア

リクルートキャリアでは、「GIB(=Goal in Bonus)制度」という、所属する部署の目標を達成できたら、会社が旅行費用を1人につき最大20万円支給する制度を設けています。ただしこの旅行にはちょっと特殊な条件があります。それは「社員4人以上で一泊以上すること」です。3人以下の場合は、支給額が半分になるそうです。この制度の背景は、旅行に向けてより仕事を頑張るというモチベーションの向上はもちろん、それに加えて目標達成の喜びを同僚と共有させ、さらにチームワークの強化につなげるという、会社側の思惑があるそうです。

そして目標を達成した社員の9割超は、支給されたお金で社員同士の旅行に出かけるそうです。また多くの場合、旅行に出かけるメンバーは、複数の部署の社員から構成されているそうです。旅行を通しての同僚の新たな一面の発見や、他の部署の仕事内容を知ることで、より強固な横のつながりが生まれます。このようにギブ制度は、社員と会社の両方にとってメリットの大きい制度なのですね。

リッツカールトン

もう一つの事例は、リッツカールトンが実施している「ファーストクラスカード」は、他の部門のスタッフが顧客サービスを手伝ってくれた際に、その感謝の気持ちをカードを通して伝える制度です。時にそのサービスを受けた顧客本人がメッセージを書くこともあり、協力したスタッフは自分の仕事の成果や存在価値を実感できるそうです。これが「もっと自分にできる仕事はないか」と、より主体的に仕事をするモチベーションにつながるのですね。またファーストクラスカードのコピーは従業員食堂にも掲示され、スタッフの仕事っぷりがシェアされます。この結果、紹介されたスタッフはより気持ちが引き締まり、また他のスタッフは「こんな時には、こうすればいいのか」、「このような対応が実際にお客様や他のスタッフの役に立つのか」と学習できます。社員評価制度ではありますが、スタッフの顧客対応の教育にもつながっているのですね。

3.「採用」は人事部だけではやらない

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面白法人カヤック

「つくる人を増やす」を経営理念に掲げ、ソーシャルネットゲームをメイン事業に展開する面白法人カヤックでは、社員全員で採用活動をしています。「ぜんいん人事部」「ぜんいんで採用活動」を掲げていて、文字通り社員全員が人事部に所属しているそうです。

「ぜんいん人事部」では採用はもちろん、社員の評価や給与査定に関わりながら、自分たちが面白く働ける組織を自分達でつくっています。「ぜんいんで採用活動」では、カヤックでは全社員の名刺に「人事部」という肩書が入っています。そうすることで、社員一人一人の採用に対する意識を高めることができました。会社のためだけでなく、自分のために自分が一緒に働きたい人を見つけてくる、そのサイクルが生まれる会社を目指しています。

面白法人カヤックでは、2014年7月7日から全社員を人事部に所属させた結果、社員紹介による面接数が2倍に増え、中途採用社員の採用コストが25%削減されています。カヤック社員のfacebook上の知り合いからの応募、もしくは知り合いの知り合いからの応募が増え、採用コストが下がった、ということです。

社員の採用意識も高まり、結果的により質の高い採用ができる、そしてコスト削減にもなるというこの取り組みはとても斬新で効率的なものですね。

まとめ

組織化をブラッシュアップすることで、会社にも社員にもメリットが生まれます。組織化の達成は、会社の目標達成に直結しているのですね。

 

→次の記事へ「3.「組織化」の事例ー成果主義を取り入れた人事制度」

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